2009年3月23日月曜日

祥雲寺本堂天井絵展覧会(最終日)

5日間続きました祥雲寺天井絵展覧会も、日曜3時をもって終了となりました。

多くの方にご来場頂いた事、また沢山のご助力を頂けました事、厚く御礼申し上げます。


5日間良い展示会にできた事を満足に思いますが、やはり終わりと思うと一抹の寂しさを感じます。

この後6月中に祥雲寺天井への取り付け工事を行い、8月29日の大施餓鬼会にて落慶の法要を行います。
完成する日がいまから楽しみです。

こちらの方は天井絵と一緒に展示された杉山寒月先生の作品です。

『信心』


『那智幻想』


『知床小春』


2009年3月20日金曜日

祥雲寺本堂天井絵展覧会(中日)

今日はお彼岸の中日で休日とあって、お寺と展示会場のどちらも多くの人でにぎわいました。

10時位まで雨だったこともありますが、今年は午前中が例年のお彼岸中日の人出の八割程、
午後が二倍以上という塩梅で、WBC日韓戦がどれだけ注目を集めていたかがうかがえます。

会場の方も試合が終わった3時頃が多くなったようです。


この写真に写っているのは、天井絵の外側東西南北を囲む
飛天と呼ばれる菩薩様の絵になります。
白く光っているのは絵の保護のためにかけられているビニールにフラッシュが反射したものです。
それぞれの飛天が四方を囲み、両側には四季に対応した星座が描かれています。

2009年3月19日木曜日

祥雲寺本堂天井絵展覧会(初日)

18日9時から展覧会が始まりました。
開場と同時に来られた方もいたのに、最初受付が手つかずだったので
あわただしい出だしになってしまいました。




当初思っていたより多くの方に来ていただき、
また普段鑑賞することのない天井絵の様式もなかなか好評だったようで
よい出だしになりました。
昼前後の来場者が一番多く、受付も少し詰まってしまいました。
この後はお彼岸中日、土、日と続くので多少分散され、来場された方もゆっくり鑑賞できることと思います。

2009年3月17日火曜日

祥雲寺本堂天井絵展覧会(の準備)

お寺の本堂で本尊様のおられる所は
一番きれいに飾り付け(荘厳)をしなくてはいけないところです。

祥雲寺は昭和23年に火事で焼け、本堂が再建されて以来
本尊様の上の天井が手つかずのままでいました。

数年前より天井を飾る絵を日本画の杉山寒月先生にお願いしていましたが
この度ようやく完成に至り、展覧会を開いて尽力いただいた皆様にお見せすることができるようになりました。
明日3月18日(水)より22日(日)まで
栃木県総合文化センター・第4ギャラリーで
午前9時~午後5時で展示を行います。

杉山先生の筆により、インド・中国・日本の花鳥図と仏法讃歎の飛天を鮮やかに描いた天井絵となりましたが、
天井に取り付けてしまう為間近に見ることができなくなってしまいます。
明るい照明のもと近場で見る機会はこの展示会のみとなりますので
どうぞご覧になっていってください。

山本観音開扉法要

市内山本の観音堂で、
山本地区の守り本尊として信仰されてきた観音様の
一年に一度の御開帳、開扉法要を行いました。
午前中若干雨になりましたが
法要が終わるころにはきれいにあがり、ウグイスの声が通る晴天になりました。

奉っているのは恵心僧都作と伝えられる聖観世音菩薩様で
宇都宮市の文化財にも指定されています。


右側に写っているのは、この観音堂を立てるのに尽力された人たちの名前です。
当時は祥雲寺の裏の山から木を切り出し、山本まで運んで観音堂の資材にしたそうです。

2009年3月15日日曜日

しだれ桜横の井戸が陥没!3&・・

壊れた井戸の修復も徐々に進み、下から石が組まれ始めました。



今3メートルほど石が組み上げられたところです。
穴の奥にある赤い箱は足場替わりのビール瓶箱だそうです。
これで井戸の修復もじきに終わるな、と安心していたら

今度はガケ崩れが起きました。
なんというか、更新のネタに困らないのはいいのですが、立て込みすぎてます。
山の地層がはっきり見て取れます。
この山は海の底だったころの泥が固まってできた山の為脆い部分が多くあります。
夜のうちに崩れたようですが、けが人が出なかったのが何よりの幸いです。

2009年3月12日木曜日

しだれ桜横の井戸が陥没!2

茨城への出張から帰ってきたら深さ7メートルほどまで作業が進んでいました。
昔(江戸期以前?)の方は手作業だけでこの深さまで掘りぬいて岩盤に穴をあけ、
壁石を積み上げて何百年と使える井戸を完成させたのだから本当に大したものです。








下に真円状に見える穴が岩盤に開けられた縦穴です。
分かりにくいですが約8メートルの深さとのこと。
下に行くにつれ徐々に小さく掘りぬかれているそうです。


その横のしだれ桜はつぼみがもうこんなに大きくなりました。
植木屋さんいわく「この寒さが抜ければ一気に開くだろう」とのこと。
例年より若干早く、月末には見ごろを迎えそうです。

2009年3月10日火曜日

しだれ桜横の井戸が陥没!

数日前の豪雨で境内の藤棚下の塞いでいた井戸が陥没。
昨日から修繕工事が始まりました。


これが壊れる前の井戸の淵石。今これと同じ石を用意しようとしても相当難しいらしい。

石を用意しても対応した機械がないため手作業で彫りぬくことになるそうです。

写真だと分かりにくいですがこれで深さ3メートルほど。
石を組みなおすため10メートルほどまで掘り下げていくそうです。
昔の方の仕事というのは大したものだったんだなぁ、と石屋の親方さんが感心してました。



2009年3月5日木曜日

参道に五百羅漢の一部を安置

今日はここ最近に比べて、天気がとても晴れやかになりました。

二月から行っていたお参り口への羅漢様(お釈迦様のお弟子さん)の安置工事がようやく終わりました。

紅梅の見頃は若干過ぎてしまいましたが、白梅が天気とあいまってきれいに咲いています。

暖かい日差しときれいな梅の下で羅漢様の笑顔もいつもより暖かに感じられます。














2009年3月4日水曜日

ブログを開設してみました

これからいろいろやってみたいです。