今年も御先祖様をお迎えするお盆の時期がやってきました。
ここ祥雲寺でも、毎年のようにお墓参りをしてお迎えに来るお檀家さんが大勢いらっしゃいました。
本堂前の広場で迎え火をたいています。
迎えるにあたってお経を唱え法具を鳴らし、
この後全てのお墓をお経を読みながらお参りしてお迎えの礼としています。
庫裏の中。
受付で8月29日に行われるお施餓鬼の案内をしています。
庫裏の中に祀りしている韋駄天さまにお参りされています。
入り口横に祀られた羅漢さま。
今年は節電をしながら近年顕著になってきた夏の酷暑に耐えている分、
日陰の涼しさのありがたみが身にしみて感じます。
羅漢さまもほっと一息ついている様です。
日がかわって8月16日。送り火を焚いています。
数年前まではこの日にとんぼが飛びはじめ、暮れていく夏と秋の訪れを感じる日でもありましたが
近年は遅れて日がまちまちになり、若干の寂しさを感じます。
本堂裏手のミソハギの花。
夏の時期になると長いこと小さな花を咲かせて楽しませてくれますが、
8月後半になるとだんだんと散っていきます。
なりは小さくとも、夏とともに咲き夏の終わりとともに散っていく、夏の花と言えるのでしょう。