11月も終わりになると紅葉もほぼ散ってしまい、
日々冬の到来を間近に感じてきます。
去る11月の26日、第28回となる「仏教を知る会」がこの秋も開催されました。
祥雲寺では年2回、春と秋に婦人会協力のもと仏教勉強会を開催しています。
開催にあたり、まず最初に本堂にて仏様に礼拝の法要を行います。
法要の中で御本尊に焼香をしています。
ここ数年は曹洞宗の開祖道元禅師のお言葉を集めた『修証義』の解説をしています。
今回は東京にあるお香を扱う上信堂の社長さんにお越し頂き、
オリジナルの匂い袋を作ってみる実演まで用意してくださいました。
上の写真は白檀や龍脳、安息香や木香など香木の粉末と
それを混合してシェイクする道具です。
ブレンドした香木を嗅いで調節をしています。
十種類近くの香木の粉末を指定の量混ぜ合わせ、
振って匂いを確認しながら自分好みの香りにしていきます。
参加者全員初めての経験に大賑わいになってしまい、
社長さんやスタッフさんの声が聞き取りにくくなってしまうほど賑やかになってしまいました。
完成した匂い袋。
社長さんが言うには、同じ手順で作っても
作った人それぞれが違う香りになってしまうのだそうです。
世界に一つだけの、オリジナルの匂い袋ができた、と思うと少し嬉しく感じます。
とても為になる、楽しい講義になりました。
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