2010年4月10日土曜日

4月10日祥雲寺花祭り大写経会

4月8日はお釈迦様が誕生された日です。
紀元前にインドのルンビニー園という花園でお生まれになり、
天がその誕生を祝って甘露の雨が降り注いだという伝説から、
お寺では花で飾られたお堂を作り、甘茶を小さい仏様にそそいで誕生日をお祝いします。


祥雲寺では毎年4月8日に一番近い土曜日に大写経会を行い、花祭りのお祝いをしてきました。


毎年この時期になると有志の方にお手伝いいただいて、
宇都宮仏教会主催の花祭りと、祥雲寺花祭りの為の花御堂を作成します。


今年は旧切り絵教室とフラワーアレンジメント教室の方に集まっていただき、
花御堂作りを行いました。


当日の朝、写経会が始まるまではしだれ桜の前に花御堂を置き、
桜を見にこられた方たちにもお祝いをしていただいています。


今日は快晴一歩手前、といったぐらいの天気でしたが
多くの人が花見に来ていました。
毎年絵描きの方も何人か来ているようです。


今日来ていた方の絵を覗かせてもらいました。
この後桜の色を塗っていくようです。

昼を回って花御堂を本堂に移した所で、参加者が続々と来られました。
最初に小さい仏様にお参りしていただき、墨をすりながら開始を待ちます。


写経開始の前に法話をお聞きします。
今年は宇都宮駅前の林松寺副住職、山岸健道師にお説教頂きました。


お話が終わって般若心経を読み、そのまま数分ほど坐禅を行います。


座禅が終わって写経を始めます。
写経会などによく来られる方などは30分ほどで書き上げてしまいますが、
筆を10年ぶりに持った、という方は大分手こずっていたようです。
今年もたくさんの方にご参加いただき、恙無く終えることが出来ました。


今年は開花してからも寒い日が続いたせいなのか
しだれ桜も例年より長く咲いていました。


明日は八幡山の桜祭り最終日ですので
多くの人が来るようでしょう。




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