4月8日はお釈迦様が誕生された日です。紀元前にインドのルンビニー園という花園でお生まれになり、天がその誕生を祝って甘露の雨が降り注いだという伝説から、
お寺では花で飾られたお堂を作り、甘茶を小さい仏様にそそいで誕生日をお祝いします。祥雲寺では毎年4月8日に一番近い土曜日に大写経会を行い、花祭りのお祝いをしてきました。
毎年この時期になると有志の方にお手伝いいただいて、宇都宮仏教会主催の花祭りと、祥雲寺花祭りの為の花御堂を作成します。今年は旧切り絵教室とフラワーアレンジメント教室の方に集まっていただき、花御堂作りを行いました。当日の朝、写経会が始まるまではしだれ桜の前に花御堂を置き、桜を見にこられた方たちにもお祝いをしていただいています。今日は快晴一歩手前、といったぐらいの天気でしたが
多くの人が花見に来ていました。
毎年絵描きの方も何人か来ているようです。今日来ていた方の絵を覗かせてもらいました。 この後桜の色を塗っていくようです。
昼を回って花御堂を本堂に移した所で、参加者が続々と来られました。
最初に小さい仏様にお参りしていただき、墨をすりながら開始を待ちます。
写経開始の前に法話をお聞きします。 今年は宇都宮駅前の林松寺副住職、山岸健道師にお説教頂きました。
お話が終わって般若心経を読み、そのまま数分ほど坐禅を行います。
座禅が終わって写経を始めます。 写経会などによく来られる方などは30分ほどで書き上げてしまいますが、
筆を10年ぶりに持った、という方は大分手こずっていたようです。
今年もたくさんの方にご参加いただき、恙無く終えることが出来ました。
今年は開花してからも寒い日が続いたせいなのか しだれ桜も例年より長く咲いていました。
明日は八幡山の桜祭り最終日ですので 多くの人が来るようでしょう。