2009年7月22日水曜日

べんてん祭り開催!

毎年7月7日はたなばた祭りです。
祥雲寺ではこの日に合わせてべんてん祭りを行っています。
七福神唯一の女性でもある弁才天(弁天様)は音楽文学技芸の神様として、古くから信仰されている神様です。


毎年この日の夜は織姫と彦星による逢瀬の夜となるはずですが、ここ数年好天に恵まれたためしがありませんでした。
例によって予報では雨となっていましたが、ぎりぎり晴れと曇りの間くらいにはなってくれました。


庫裏の裏手にある弁天堂です。
祥雲寺の弁天様は、もともとは昔門前の沼地に祀っていましたが
昭和29年境内に移し、以来毎年この日に大祭を行ってきました。


べんてん祭りの前にまず羅漢様の点眼式から行っています。
祥雲寺羅漢の会(石彫会)で彫られた羅漢様は毎年二回、夏と冬に点眼式(魂入れ)を行ってから
羅漢渓に安置されています。


洒水散華して場と像を清め、点眼を行います。


いよいよべんてん祭りの開催です。
最初に御詠歌講の人達の御和賛(合唱)から始まり祈祷の太鼓による読経、焼香と洒水へと続きます。

焼香と同時に清めの灌頂洒水を行い、厄や障りを流して(厄難消除)今後の無事を願います。


法要が終わったあとは毎年すり鉢灸を行っています。
法要に使った線香を種火にして火をおこし、すりばちにもぐさを盛って頭にお灸をすえます。

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