・外壁の塗りなおし
・床暖房の設置
・エレベーターの設置
・格天井(ごうてんじょう)の作り直し、天井絵の設置
・欄間彫刻の設置
この内天井絵は本尊様をお祀りする内陣と呼ばれる場所の天井に入ります。
こちらが現在の祥雲寺内陣、ご本尊お釈迦様です。
これから工事になる為裏手の位牌堂に遷座して頂き、
内陣が広々としてしまいました。
この部屋がこんなに大きかったのかと初めて思いました。
こちらが只今本尊様を御祀りしている位牌堂です。
祥雲寺の本尊様は等身大のお釈迦様ですが
遷座の際に修繕する必要がみとめられた為
現在の本堂が完成した際に新しい大きな本尊様の中に収められた
昔の小さなお釈迦様がお出ましになっています。
内陣の天井部です。
この格子を取替え、間に天井絵がはめ込まれていきます。
こちらは内陣の東側を飾る一枚彫りの彫刻です。
東と西とでお釈迦様の一代記になっており
東側は誕生から四門出遊、出家され悟りを開かれるまでが彫られています。
こちらは内陣西側の彫刻です。
悟りを開かれた後の布教の遍歴、涅槃に入られるまでが彫られています。
正面北側を飾る彫刻です。
左右底辺にお釈迦様の高弟である十六羅漢、全体に五百羅漢が彫られ、
中央上部に祥雲寺の寺紋である三つ巴、
中央下部に祥雲寺檀信徒を表す優婆塞(うばそく、男性)優婆夷(うばい、女性)が彫られています。
昭和23年にもらい火ですべてが焼け消えた祥雲寺が見事再建され、現在も存続しているのは
支え続けてくれたお檀家方あればこそ、との意を込めて中心に優婆塞優婆夷が彫られているのだと教わりました。
この間拝見してきました。
返信削除凄いですね、圧倒されます。
次回はもっとじっくりと細かいところも見たいものです。