発端は「何故ホテルなどには聖書はあるのに仏教に関するものはないのだろう」という疑問から
仏教を分かりやすく勉強していこう、という会が始まったとのことです。
最初の頃は仏教伝道協会で出版している『仏教聖典』を皆で読み合わせていましたが、
今は午前に住職による『修証義』の解説、午後は外から講師を招いて様々な催しを楽しむ会として運営しています。
会を始める前に最初に仏さまへのお参りをします。
般若心経を読むのですが、長く参加してる人も多いので
なかなか堂に入った読経になります。
午前中は住職による『修証義』の解説になります。
『修証義』は曹洞宗の道元禅師が
自らの禅の思想をまとめた書物『正法眼蔵』から
檀信徒に分かりやすい形で読めるように、と重要な部分を抜粋して編纂されたものになります。
法事の際に読むことが多いのですが、やはり分かりにくいという声があがることからこの機会に解説を行っています。
今回はこの『修証義』の第4章から「布施」ということについての解説になりました。
午後は講師を招いての催しになります。
こちらはなにも仏教に限ったものではなく、植木屋さんや養蜂業者のお仕事の話を聞いたり
漫談士による相撲甚句を楽しんだり、と毎回様々な催しを企画しています。
今回は財団法人日本さくらの会会員の望月芳雄さんに「千年桜」と題して桜についての話をしていただきました。
望月さんは開花時期になると日本全国を飛び回り、各地の樹齢300年以上の銘木を撮影して回っています。その際に祥雲寺に来られたことから縁を持ちましたが、今回はその各地で撮影した桜の銘木を題材にお話しいただきました。
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