今年4月から祥雲寺フラワーアレンジメント教室が始まりました。
祥雲寺本堂の一階待合室を利用して行います。
最初に先生から黒板を使って花材と活け方の説明がありました。
皆熱心に聞き入ってます。
先生は宇都宮市のフラワーショップ花亀の亀井友子さんです。
地域の集まりなどでも講座を持ち、多くの方にアレンジメントの仕方を教えているそうです。
オアシス(花を活ける土台のスポンジ)に花をさす為には斜めに切ることが重要になります。
今回は2回目ということもありまず「縦に活ける」練習から入りました。
黒板でさす順番と長さの説明をしてもらい、皆さん席に戻って活けはじめます。
きれいな花を前にして、気分は華やいでいました。
バランスを考えながらの作業は真剣そのものです。
挿す最初にまず一番ポイントになる花を選び、中心に挿します。
この花をフォーカルポイントといい、全体の色彩やバランスの中で中心点となりうる花を選びます。
今回はひまわりで挑戦しました。
同じ主題で取り組んでも、やはり人によりそれぞれ出来上がりに個性が出ます。
全体として、夏を意識して涼しさを感じられる活け方になりました。
フラワーアレンジメント教室は月一回第二水曜日午後に開催しています。
次回は6月10日になりますが、参加はお檀家さんに限ったものではないので
多くの方の参加をお待ちしています。
2009年5月28日木曜日
2009年5月27日水曜日
本堂改装工事開始(5月18日)
5月も半ばを過ぎすごしやすい季節になってきました。
境内の木々も萌ゆる時節を過ぎて、いよいよ緑濃く鮮やかに色づきました。
天然記念物しだれ桜(5月)
開花の時期はあれほどに人目を引いたのに、この時期になれば落ち着いたものです。
少し前と比べても大分葉がしっかりとつくようになりました。
この時期日中は木陰に入るのでいつでも涼しげです。
後ろに見えるのが祥雲寺本堂です。
落慶してからおよそ30年ほどが経ちました。
何度か外壁の塗り直しを行いましたが、また痛みがひどくなってきたので
今月18日より再来月7月の頭までの期間で、外壁補修工事を行うことになりました。
こちらは本堂一階西側の渡り廊下出入り口です。
この改装工事に合わせてついでにエレベーターの設置工事も行います。
車いすでお参りや法事に来られた方も、これで楽に2階本堂までお参りできるようになります。
こちらは2階西側ウィング。ここの床を抜いて鉄骨を入れ、エレベーター設置の基礎工事を行います。
2009年5月18日月曜日
第25回仏教を知る会(4月29日)
祥雲寺婦人会では毎年春と秋の年二回、「仏教を知る会」として勉強会を開催しています。
発端は「何故ホテルなどには聖書はあるのに仏教に関するものはないのだろう」という疑問から
仏教を分かりやすく勉強していこう、という会が始まったとのことです。
最初の頃は仏教伝道協会で出版している『仏教聖典』を皆で読み合わせていましたが、
今は午前に住職による『修証義』の解説、午後は外から講師を招いて様々な催しを楽しむ会として運営しています。
会を始める前に最初に仏さまへのお参りをします。
般若心経を読むのですが、長く参加してる人も多いので
なかなか堂に入った読経になります。
午前中は住職による『修証義』の解説になります。
『修証義』は曹洞宗の道元禅師が
自らの禅の思想をまとめた書物『正法眼蔵』から
檀信徒に分かりやすい形で読めるように、と重要な部分を抜粋して編纂されたものになります。
法事の際に読むことが多いのですが、やはり分かりにくいという声があがることからこの機会に解説を行っています。
今回はこの『修証義』の第4章から「布施」ということについての解説になりました。
午後は講師を招いての催しになります。
こちらはなにも仏教に限ったものではなく、植木屋さんや養蜂業者のお仕事の話を聞いたり
漫談士による相撲甚句を楽しんだり、と毎回様々な催しを企画しています。
今回は財団法人日本さくらの会会員の望月芳雄さんに「千年桜」と題して桜についての話をしていただきました。
望月さんは開花時期になると日本全国を飛び回り、各地の樹齢300年以上の銘木を撮影して回っています。その際に祥雲寺に来られたことから縁を持ちましたが、今回はその各地で撮影した桜の銘木を題材にお話しいただきました。
発端は「何故ホテルなどには聖書はあるのに仏教に関するものはないのだろう」という疑問から
仏教を分かりやすく勉強していこう、という会が始まったとのことです。
最初の頃は仏教伝道協会で出版している『仏教聖典』を皆で読み合わせていましたが、
今は午前に住職による『修証義』の解説、午後は外から講師を招いて様々な催しを楽しむ会として運営しています。
会を始める前に最初に仏さまへのお参りをします。
般若心経を読むのですが、長く参加してる人も多いので
なかなか堂に入った読経になります。
午前中は住職による『修証義』の解説になります。
『修証義』は曹洞宗の道元禅師が
自らの禅の思想をまとめた書物『正法眼蔵』から
檀信徒に分かりやすい形で読めるように、と重要な部分を抜粋して編纂されたものになります。
法事の際に読むことが多いのですが、やはり分かりにくいという声があがることからこの機会に解説を行っています。
今回はこの『修証義』の第4章から「布施」ということについての解説になりました。
午後は講師を招いての催しになります。
こちらはなにも仏教に限ったものではなく、植木屋さんや養蜂業者のお仕事の話を聞いたり
漫談士による相撲甚句を楽しんだり、と毎回様々な催しを企画しています。
今回は財団法人日本さくらの会会員の望月芳雄さんに「千年桜」と題して桜についての話をしていただきました。
望月さんは開花時期になると日本全国を飛び回り、各地の樹齢300年以上の銘木を撮影して回っています。その際に祥雲寺に来られたことから縁を持ちましたが、今回はその各地で撮影した桜の銘木を題材にお話しいただきました。
4月25日 わんぱくくらぶタケノコ掘り会
祥雲寺四国八十八札所巡礼参拝(4月20日~23日、4日目)
今日も天気は快晴。
旅行4日目ということもあって皆さん疲れが出てくるかと思ってたら
皆ますます元気になってました。
お参りのために歩いて登って、移動のバスでよくしゃべって休んで、
美味しい食事を楽しく喋りながらとる、と元気になる要素がすべてそろってしまったので
家にいる時よりも健康になってしまったよ、と参加者最高齢のおばあちゃんが笑っていました。
最終日は室戸岬から高知市まで26番~30番のお寺をお参りしました。
上の写真は27番神峯寺の山門です。
海辺から1~2時間山道を登って到着するお寺ですが、
今はタクシーで頂上近くまで送ってもらうことができます。
四国八十八札所は境内がよく手入れされている所が多く、
ここも藤がちょうど見ごろで素晴らしかったです。
藤棚からさらに登って本堂にお参り。
上りつかれた人のためにベンチが備えてあるのが嬉しいです。
四国らしい日の強さはあっても暑すぎず、風の涼しい緑鮮やかな良い時期にお参りできました。
お昼は民宿で取りました。
茶そばもカツオのたたきも美味しかったのですが、それ以上にこの後に出たケーキが美味しかったです。
今日は参加者の一人の誕生日で、朝それを聞いて昼食時になにか用意できないか思案していたのですが、最初に無理だと言われたケーキが用意されていて発案者もびっくりしました。
料理ケーキ給仕と大変良くしてもらったのでお礼を言いに行ったらお土産に全員分の黄金柑までもらってしまいました。感謝感謝です。
28番大日寺への坂道。お昼を食べてすぐなのに坂道を皆軽々と登っていきます。
元気なのは大変良いのですが、よさそうなお土産屋さんを見つけるたびに全員で突撃してしまうのはスケジュール的になかなか苦しかったりもしました。
29番国分寺本堂へのお参り。
少し日差しが強かったのでお肌の心配をする人は木陰に退避しつつ読経。
29番は田んぼの中にあるお寺ですが、風除けの林がよく手入れされていて静謐な雰囲気の境内になっていました。
落ち着いた雰囲気が素晴らしかったので大師堂お参りの後2分ほど立ったままで座禅(?)の時間をとりました。時間に余裕があれば10分くらい取りたかったですが、それでも林を抜ける風の音が心地よかったです。
高知市街の30番をお参りして第一回の札所参拝は終了、ということで
最後のお土産購入時間になりました。
我ながら四国経済によく貢献できたのではないか、と思います。
高知空港から羽田に飛んで、バスで一路宇都宮へ。
この参拝がひと月後だったら、と考えるとますます良い時期に恵まれたのだと思います。
お遍路は「御蔭様で」を知るお参りだ、とは言いますが
沢山の縁に恵まれたよい参拝になりました。
次回は秋か来年の春になるか検討中ですが、また良い参拝になるよう頑張りたいです。
旅行4日目ということもあって皆さん疲れが出てくるかと思ってたら
皆ますます元気になってました。
お参りのために歩いて登って、移動のバスでよくしゃべって休んで、
美味しい食事を楽しく喋りながらとる、と元気になる要素がすべてそろってしまったので
家にいる時よりも健康になってしまったよ、と参加者最高齢のおばあちゃんが笑っていました。
最終日は室戸岬から高知市まで26番~30番のお寺をお参りしました。
上の写真は27番神峯寺の山門です。
海辺から1~2時間山道を登って到着するお寺ですが、
今はタクシーで頂上近くまで送ってもらうことができます。
四国八十八札所は境内がよく手入れされている所が多く、
ここも藤がちょうど見ごろで素晴らしかったです。
藤棚からさらに登って本堂にお参り。
上りつかれた人のためにベンチが備えてあるのが嬉しいです。
四国らしい日の強さはあっても暑すぎず、風の涼しい緑鮮やかな良い時期にお参りできました。
お昼は民宿で取りました。
茶そばもカツオのたたきも美味しかったのですが、それ以上にこの後に出たケーキが美味しかったです。
今日は参加者の一人の誕生日で、朝それを聞いて昼食時になにか用意できないか思案していたのですが、最初に無理だと言われたケーキが用意されていて発案者もびっくりしました。
料理ケーキ給仕と大変良くしてもらったのでお礼を言いに行ったらお土産に全員分の黄金柑までもらってしまいました。感謝感謝です。
28番大日寺への坂道。お昼を食べてすぐなのに坂道を皆軽々と登っていきます。
元気なのは大変良いのですが、よさそうなお土産屋さんを見つけるたびに全員で突撃してしまうのはスケジュール的になかなか苦しかったりもしました。
29番国分寺本堂へのお参り。
少し日差しが強かったのでお肌の心配をする人は木陰に退避しつつ読経。
29番は田んぼの中にあるお寺ですが、風除けの林がよく手入れされていて静謐な雰囲気の境内になっていました。
落ち着いた雰囲気が素晴らしかったので大師堂お参りの後2分ほど立ったままで座禅(?)の時間をとりました。時間に余裕があれば10分くらい取りたかったですが、それでも林を抜ける風の音が心地よかったです。
高知市街の30番をお参りして第一回の札所参拝は終了、ということで
最後のお土産購入時間になりました。
我ながら四国経済によく貢献できたのではないか、と思います。
高知空港から羽田に飛んで、バスで一路宇都宮へ。
この参拝がひと月後だったら、と考えるとますます良い時期に恵まれたのだと思います。
お遍路は「御蔭様で」を知るお参りだ、とは言いますが
沢山の縁に恵まれたよい参拝になりました。
次回は秋か来年の春になるか検討中ですが、また良い参拝になるよう頑張りたいです。
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