この年に当たり、祥雲寺檀信徒の皆さんと東北に旅行し、曹洞宗の名刹にお参りして被災地で手を合わせてまいりました。
私は大震災直後、気仙沼でシャンティ国際ボランティア会の皆さんと2か月ほど支援活動を行ってきました。
その折何人かから言われた言葉が
「今は地震でがれきの山になってしまい、支援の人のおかげで本当に助かっている。
だけどここは、自分たちの故郷は本当にいいところなのだ。
今は無理だけど、そのうち綺麗に復興されたなら、観光にでも来てもらって楽しい思い出を持ち帰ってもらいたい。」
共通していたのは、この自分たちの素晴らしい故郷を、
震災の惨禍の地で終わらせたくない、
大勢にとって楽しい思い出の場所としていきたい、という想いでした。
この事から今回の旅行の趣旨は
被災地支援の為、七回忌慰霊の為、そして観光で楽しい思い出を持ち帰ってもらう為とし、これらを念頭に旅行計画を組み立てました。
天候にこそ恵まれませんでしたが、楽しい旅行にすることが出来て、あの折に言われた言葉にようやく答えられたかな、と思います。
岩手県水沢正法寺、曹洞宗第三の本山ともいわれる名刹 |
住職になられた栃木県小山市の盛田老師の御法話 |
本堂で集合写真。 |
猊鼻渓で沢下り |
雨の日こそなごやかに |
石巻市大沢小学校で慰霊供養 |
松島瑞巌寺 |
熟練の観光ガイドさんに大喝采 |
瑞巌寺本堂前 |
旅の楽しみはつまみ食いにあり |
松島遊覧。ビールで乾杯! |
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