正面入り口、山門、本堂前、べんてん堂前と其々に段数の違った松を飾る為
対で飾るのに適した松を選定して切っています。
祥雲寺の松の多くは戦後になってから植樹されたものです。
戦後類焼した本堂を再建するため、八幡山の西の一角を切り崩して土地を作り、
山の地盤の上に現在の本堂を建ててその周囲に多くの松を植えました。
近年になると植樹した松も大きく育ち、素人だけで伐採するのは少々手に余る為、
こんの石材さんに手伝ってもらっています。
裏山に咲いた山茶花(さざんか)の花。
切った松の長さを確認して対で揃えています。
選にもれた松は小さく切って境内各所のお地蔵さまや羅漢の松飾りにします。
本堂前に建てられた7段の松飾り。
これでようやく正月を迎える準備ができました。
建てられた松は、松の内が終わると近くの小学校のどんと焼きに使われます。
こちらは庫裏の韋駄天様前の正月飾りです。
フラワーアレンジメント教室の先生にとても立派な花飾りを用意してもらえました。
金屏風に赤毛氈、豪華な花飾りがとても映えています。
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