2009年10月3日土曜日

平成21年本山参拝(後)

本山参拝2日目の朝は少し雲がかかっていましたが晴れてくれました。
朝6時に玄関に集合し、建物の外を回って本堂で朝のお勤めに参加します。


山の中腹にあるだけに清澄な朝の空気が新鮮でした。


本堂に入って朝のお勤めの始まりを待ちます。
殿行(法要の裏方役)の進退が大雄山独特のものだったので興味深く随喜できました。


奥の院階段前で撮影。
大雄山を守護する道了尊は御開山の了庵禅師が亡くなられて後に
「以後山中にあって大雄山を守り多くの人を利済する」と誓いを立てて山中に身を隠されたそうです。

奥の院までの階段。
道了尊、すなわち天狗さまをお祀りする場所だからか
お寺の山門で寺を守護する仁王様のように
道の両側に天狗さまの像がいかめしく立っています。
下から数えて300段超の階段を越えた山頂近くに奥の院がひっそりとしたたたずまいを見せていました。


大雄山を出て次は目黒のお不動さんに向かいました。
毎月28日は縁日の日ということで午前中から多くの人がお参りしており、外国の観光客も多いそうです。
普通の祭りでよく見るやきそばやかき氷等の屋台だけでなく
少し珍しい食材やお惣菜を売るデパ地下で見るような商品のお店も多く、
なるほど生活に密着した場でもあるのだな、と感心しました。


お昼は東京タワー真下の豆腐料理屋うかいでお食事を頂きました。
ここは豆腐中心の懐石を楽しめる場所としても有名で
来たことのある人は皆「あそこは凄い」と口をそろえていたこともあり楽しみにしていましたが、期待以上に素晴らしい料理と時間を皆さんとそろって楽しめました。

最後はちょっと腹ごなしも兼ねて東京タワーに昇りました。
一頃には東京タワーの解体、なんて話もあったそうですが
今でも多くの家族連れや観光客で大賑わいを見せています。
旅行参加者の殆どは過去東京タワー創立時分に来たことがあるそうで
それぞれ色々な感慨を聞かせてくれました。
東京タワーを出て夕方6時前に宇都宮祥雲寺に帰着。
途中若干のハプニングもありましたがほぼ予定通りに移動でき、皆さんにとって良い参拝が出来、楽しい旅行になったと思います。

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