本堂裏手、西国観音霊場8番さんのまわりの桜 |
現在造成中の墓地区画、今年度中完成の予定 |
「捨てれば必ず軽くなる
捨てて、軽やかに生きなさい」 -『スッタニパータ』
先日NHKの番組で、ぼんやり術の特集、というものがありました。
静かなところで何も行わず、ただぼんやりとすることで、頭がすっきりして血圧が下がる等の効果があり学校教育にも取り入れられている、という内容でした。
お寺では、昔からこれに類することを行ってきました。坐禅です。
祥雲寺でも雀宮出張所「善応院」で毎週坐禅会を行ってきましたが、今年度より宇都宮の本堂で月に一度、第四月曜日の朝に坐禅会を行います。
昔から禅寺では、朝に暁天坐禅という坐禅の時間を設け、心身を整えて一日の修行に向かってきました。
心を落ち着け体の調子を整え思考をクリアにしてくれる坐禅は、「安楽の法門」ともよばれています。
時間に追われる忙しい現代においてこそ、何にも取り組まず頭をからっぽにして「軽やかになる」時間を持つことは、とても必要なことだと思います。
朝の6時半から8時の間で坐禅を2回行いますが、別に間に合わなければ入れない、というものではありません。随時出入り自由です。
最初に坐禅のやり方を説明した後は、ご都合やスケジュールに合わせて任意に行われてください。
むしろ、そういった忙しくされている、お仕事に取り組んでいる世代の人の参加を願っています。
一人では中々行えない、続けられないことでも、皆でやるなら楽しく行えるはずです。
ご一緒にこの一時を坐禅に興じ、軽やかに生きてみませんか?
日時:4月27日(毎月第四月曜日)朝6時半~8時
場所:宇都宮祥雲寺本堂一階
次第:6時30分~7時10分、一炷目(坐禅)
7時10分~7時20分、経行(中休み)
7時20分~8時 、二炷目(坐禅)
用意:身一つでいらして下さい。
初めての方にはやり方の説明を行うので入口の鈴を鳴らしてください。
祥雲寺副住職 安藤淳之