正月の祥雲寺、門松は門前の小学校でどんと焼きに使われます |
蝋梅を見に今日は俳句の会の方たちが来られていました。 |
「知足」
本年もどうぞよろしくお願いします。
今年を迎え、この一年の抱負として、自分のテーマを「今あるものを大切にしていこう」としたいと思っています。
私には叔父がいました。
昔から大変よくしてくれて、成人後もよくお寺に顔を出してくれて、気にかけてくれていましたが昨年ガンで亡くなりました。
いつも大きい行事の時には手伝いに来てくれていたので、行事の度に叔父がいないことを再度認識し、改めて寂しく思います。
そして昨年末になり、今度は近所の住職さんがやはりガンで亡くなりました。
やはり小さいころから大変よくしてくれて、僧侶として活動するようになってからもよく気にかけてくれていたので、大変ショックでした。
自分も年を重ね、良くしてくれた人を見送る年代になったのだと感じます。
新年になってからもショックは残り、寂しさを引きずりながら日々を過ごしていました。
そうした中で三が日が過ぎ、作務をしながら心に浮かんだのは
「今あるものを大切にしていこう」でした。
生きている限り、これからも親しい人を失くしていくことは避けられないでしょう。
ですが、そればかりに気を取られていては心が萎れてしまいます。
過去の温もりを懐かしむばかりではなく、未来の失う寂しさに慄くばかりでなく、
今、目の前にあってご縁をもってくれている人たちをこそ大切にするべきなんだ、良い悪いによらずご縁があるというだけでも有り難いものなんだ、それをこそ、大切にするべきなんだ。
新しい一年を迎え、これを肝に銘じながら日々を精進して過ごしたいと思います。
祥雲寺副住職 安藤淳之
一人で修行を行おうとすると、怠けてしまったり後回しにしてしまい続かない場合もあります。
ですがみんなで行えば、難しいことでも楽しく行えるはずです。
この朝坐禅会はそのような場となるよう始めました。
一日の始まりを迎えるこのひと時、ご一緒に「かろやかに」生きてみませんか?
日時:1月22日(月)朝6時半~8時(途中参加、途中退出可)
6時30分~7時10分(一回目の坐禅)
7時20分~8時 (二回目の坐禅)
場所:祥雲寺本堂一階
用意:身一つで大丈夫です。
足の組めない方は椅子での坐禅もできます。
注意:初めての方は最初に指導を行います。
その為可能ならば一回目の坐禅から参加されてください。
また、祥雲寺では毎週水曜夜6時(第四水曜のみ休み)、雀宮布教所「善応院」にて坐禅会を行っています。
6時30分~7時10分(一回目の坐禅)
7時20分~8時 (二回目の坐禅)
場所:祥雲寺本堂一階
用意:身一つで大丈夫です。
足の組めない方は椅子での坐禅もできます。
注意:初めての方は最初に指導を行います。
その為可能ならば一回目の坐禅から参加されてください。
また、祥雲寺では毎週水曜夜6時(第四水曜のみ休み)、雀宮布教所「善応院」にて坐禅会を行っています。